2007年11月18日

また一つ・・・

17〜18日と岐阜県中津川市の ふれあい牧場で開かれた
GRTの講習会に参加してきました。

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そもそも、GRTってなんぞや? と お思いの方は
HPをご覧になって頂くと より詳しく理解していただけるのですが
私なりの解釈で言いますと
=ガンドッグ
=レトリーブ
=トライアル
元はハンターが打ち落とした鳥を 犬が取りに行き 持って来るという仕事を
イギリスの貴族達が ゲーム(競技)として 作り代え
50メートルも 100メートルも離れた場所に投げられたダミーを
犬にレトリーブさせるというゲームです。

このとき、犬は 飼い主の指示した通りの場所に進み
飼い主の指示したダミーを取ってこなければいけません。
犬に見える物ばかりではなく
茂みや 木の陰などに隠されたダミーも
飼い主の指示で 取りに行き 持って来ます。

と、こういうゲームだという事を知って頂いた上で


旅の話しが前後してしまいますが

この度の講習会で 
デモンストレーションを見てきた感想から 書かせてください。

まず、私は 今回のデモを拝見するまでは
「犬を自分の思い通りに動かす(操る)のが好きな人のゲーム」
という イメージを持っていました。
レトリーブをする事は 犬の(特にLabやGRなど)本能に近い能力で
あとは 人間が それを操る事を楽しむゲームだと思っていたのです。

でも・・・そうじゃなかった!

そうじゃなかったというより、全く 逆だった!んです。

犬は 大好きな獲物(ダミー)を取る為に(取りたい為に)
飼い主の指示する先に 自分の欲しい物(ダミー)があると信じて動くんです。


例えば。。。

50メートル離れた右の藪の中に ダミーが隠されているとします。
そこにダミーがあることは 犬には 分かりません。
知っているのは 人間だけです。

指示する方向に送り出された犬は 途中で どこへ行けばいいのか分からなくなります。
その時、笛の合図で 犬は 立ち止まり 人の方を見ます。
人は 右へという指示を出します。
犬は 人の示してくれた方向に進みます。
もっと奥なら もっと奥へ・・・
もっと手前なら もっと手前へ・・・
犬が迷ったら 人は 笛を吹いて犬の注意を こちらに向け
「そっちじゃないよ、あっちだよ」と 指示を出してあげるのです。

犬は 人が示してくれた方向に進みます。
それは 人が示してくれた場所に向かえば 獲物がある!と信じているからです。

GRTは 
人が獲物を欲しいから 犬を動かすのではなく
犬が欲しい獲物を 人が どこにあるかを教えてあげて 取らせてあげる
導いてあげるゲームなんです。



今回、一番 感動したのは
そういう 「犬が人を信じて動くという姿勢」でした。


もっと簡単な例をあげれば

犬は 簡単な指示で 人のヒールの位置に入ります。
 (まず、これだけでも そう簡単なことではありません)
ヒールの位置に入った犬は 次の指示(Go)が出るまで
お座りをして待ちます。
 (簡単に書きましたけど これだって 簡単じゃありません)
行きたい気持ちを抑えて 人の指示を待つんです。
 (投げられたボールに 指示が出るまで取りに行くなといわれているのですから
  そう易々と できるものではないですよね)
そういうことを いとも簡単かのようにしてしまうんです。

犬が人を信じて 
人の指示に従う事によって 次に 自分の喜びがあることを知っているからこそできる事です。


私は1年〜1年半という時間をかけて オビディエンスをしてきました。
犬が(Spaが) 人の(私)指示を快く受け入れる訓練をしてきたのです。
GRTには それと共通した点が いっぱいありましたし
広いフィールドでは それ以上のものを要求されるということが
よく 分かりました。

私がSpaと一緒に 目指したいスタイルが そこにあった。

今回の講習会に参加して
日本でトップクラスのペアのデモを拝見して
次に目指す方向が見えてきた・・・そんな二日間でした。

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ニックネーム Spaママ at 23:54| Comment(8) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする