2008年08月11日

あたなの犬は噛みますか?

「あなたの犬は噛みますか?」

なんともショッキングなタイトルですが
この休日に、「人に対する犬の攻撃性」について、セミナーを受けてきましたので
「噛む」ということに 触れてみたいと思います。


「あなたの犬は噛みますか?」と聞かれて

「噛みます。」と答える人は 少ないのではないでしょうか?

では、
「あなたの犬は 吠えますか?」と聞かれたら
ほとんどの方は
「吠えます。」と こたえるのではないでしょうか?

それくらい、
吠えるという行為と 噛むという行為は 犬にとっては本能的なことであって
親指が発達していない犬は モノを握る行為を口でするのですから
犬が噛むのは自然なこと なのです。

犬が相手に致命傷を負わそうと思って攻撃する(噛み付く)ことは
ある一定の条件を超えなければ ありえませんが
同時に
犬が噛まないということも ありえないのです。


では、ある一定の条件とは どういうことなのか 考えてみましょう。

■犬が攻撃的になる場合(カルチャークラッシュより)

 ・苦痛を伴う事態が発生した場合 (交通事故などで傷を負った場合)

 ・怖いものが近づいてきた (犬にとって怖いものと、人が怖いと思うものは違う)

 ・大切な何かを抱え込んでいる時 (食器だったり、大好きな骨だったり)

 ・人が近寄ってきた (見慣れない人や、モノを持った人など)

 ・目の前を何かが素早く通り過ぎた (猫や、虫などにも反応)



 ▲特に2番目の
 「怖いものが近づいてきた場合」の 犬にとっての怖いものは
 人が頭を撫でようとした などもそうです。 
 人にとっては親しみの意味を込めた手であっても
 見知らぬ人に触られることが怖い犬だって 多いはずです。

こういう危険要因(リスク ファクター)が 一つだけではなく 重なって起こった場合

犬は 噛み付きを制御できない<臨界点>があるのです。

その<臨界点>を 超えた時
どんなに小さなチワワや どんなに可愛いダックスだって
「噛む」という 攻撃的な行為に及ぶことが起こりえる・・・ということなのです。



あなたのお家の犬が苦手なものってナンでしょう?
小さなお子さんだったり、バイクだったり、
もしかしたら、ママの怒った声だったりするのです。
そして、それが 臨界点を超えたら・・・

「あなたの犬は噛みませんか?」




     <事例>

ある時、庭の木の剪定をするために 一人の人が
玄関からではなく 庭先から 大きな声で
「こんにちは〜」と言いながら 入って来られました。
服装は
大きな帽子を被り、顔は見えないほどで
手には 大きな植木挟みを持っていました。

犬は 大急ぎで庭に走り出て 威嚇の声で 吠えましたが
その人は 犬好きな方だったし、その犬を知っている方だったので
「よしよし〜」という気持ちで 犬の頭を撫でようと手を出しました。

   その時・・・・むかっ(怒り)

傷は犬の歯が人の皮膚に触れたが、ひどい刺し傷ではない。
ただ、歯が皮膚に前後にこすれた為に、多少の出血がありました。


そう、これは 私の犬・・・Spankyの事例です。

・私の犬は ツバの広い帽子を被った人が苦手(怖い)です。

・私の犬は 棒を持った人が怖いです。
  この場合の棒は 人から見れば無害なホウキであっても 傘であっても
  犬には 武器に見えるのでしょうか。

・私の犬は 自宅に居るときは 「守ろう」とする意識が高いようです。
  玄関のチャイムが鳴っても、吠えて 相手を寄せ付けないようにします。
  (危険回避のために、攻撃に出る前に、距離を置く・・・遠ざける)
  (この距離が保てない場合に限り、攻撃に出る)


複数のリスクファクターが重なった結果、臨界点を超え、
人に対して 攻撃的な行為「噛む」ことをしたのです。



あなたも

「自分の犬は絶対に噛まない」と 言い切れるでしょうか?




幸い、怪我を負った方が良心的な対応をしてくださったので良かったのですが
一歩間違えれば、私の犬は 保健所送りにされていたかもしれませんし
高い賠償金を支払わなければいけなかったかもしれません。

私は 常に 自分の犬は噛みます・・・という意識を持っています。
なので、
小さなお子さんが Spaに触れようとした時は
「犬が怖がるから こうやって触ってね」と
犬の扱い方を教えてあげて、
Spaには 絶対の管理をした上で 触ってもらうようにしています。

もしも・・・の時のために 保険にも加入しています。


それでも、それでも。。。。やっぱり 100%安全ではありません。


今回のセミナーを終えて
人は 犬を もっともっと 知るべきだと思いました。

犬が人に致命傷を負わそうと思って攻撃してくる事はありえないけれど
犬が 噛まないということもありえないのです。

ニックネーム Spaママ at 15:19| Comment(23) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする